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実用情報

ネットと通信 — 建前抜きの実情

このサイトに書いてあることはすべて、スマホが通信できて初めて機能します。決済も、列車も、タクシーも、地図もアプリです。データ通信なしで着陸するのは「不便」ではなく、旅の全部が連鎖的に止まる唯一の故障です。

選択肢は3つ

1

国際ローミング

通信が日本のキャリア経由で処理されるため、LINEをはじめ普段のアプリがそのまま動きます。一番簡単な方法で、多少高くてもこれを選ぶ出張者が多い理由です。出発前に自分のプランの海外料金を確認してください。

2

渡航者向けeSIM

出発前にオンラインで購入し、着陸と同時に開通。中国向けeSIMの多くは香港経由で通信するため、使えるアプリはローミングと同じで、料金は大幅に安くなります。ほとんどの旅行者にとっての最適解です。

3

現地SIM

データ単価が最安で、地方でのつながりやすさも一番。ただしキャリア店舗でのパスポート登録が必要で、接続先は中国国内ネットワークになるため、LINEを含む多くの国際サービスに届きません。

分かれ目は料金ではなく「経路」です。現地SIMは国内ネットワーク直結。ローミングと大半の渡航者向けeSIMは通信が本土の外を経由するため、普段のアプリがそのまま動きます。LINEで家族と連絡を取り続けたいなら、この一点で選んでください。

中国国内回線で起きること

現地SIMやホテルのWi-Fiからは、LINE・Google製品(検索、マップ、Gmail)・X(Twitter)・Instagram・Facebookなど、広く使われている国際サービスの多くに接続できません。これは端末の故障ではなくネットワークの仕様であり、深夜1時のホテルで気づくより、出発前に知っておくべき事実です。

戦うより、それを前提に組み立てる方が合理的です。会社がVPNを支給している出張者はどの国でもそうするようにそれを使い、それ以外の人にとっての現実解はシンプルです:eSIMかローミングで入国し、現地で必要な機能は中国のアプリで置き換える。

出発前に入れておくアプリ

細かいが効く話

公衆Wi-Fiは中国の電話番号を要求する

カフェ・空港・商業施設のWi-Fiは+86番号へのSMS認証が一般的で、ないとそもそも接続できないことがよくあります。自前のデータ通信を持って入国すべき理由がもう1つ増えます。

バッテリーはインフラ

スマホは財布・切符・地図・通訳を兼ねています。モバイルバッテリーを持ち歩くか、ほとんどの飲食店やモールにあるシェア充電器(Alipayで解錠)を使ってください。

日本の電話番号を受信できる状態に保つ

カードが止まったとき、銀行の認証コードは日本の番号に届きます。現地SIMに差し替えるならデュアルSIM機で日本の番号を生かしておくのが確実です。