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時期選び

「いつ行くか」は「どこへ行くか」と同じくらい重要

「中国旅行のベストシーズン」は普通、気候で語られます。それは問いの半分でしかありません。中国の気候は一年中対処可能です。旅程を壊すのは天気ではなく、14億人が一斉に休む2つの週に旅行をぶつけてしまうことです。

2026年に避けるべき2つの週:春節 2月15日〜23日 と国慶節 10月1日〜7日。イメージは「日本の正月・お盆・GWを足して、規模を一桁上げたもの」です。高速鉄道は発売と同時に完売、ホテルは数倍、主要観光地は入場制限。どうしてもこの時期しか無理なら、発売開始と同時にすべて予約し、有名景勝地より大都市を選んでください。

2026年 祝日カレンダー

日付は国務院(中国政府)の公式通知に基づいています。中国の連休は毎年政府の振替指定で組み替えられるため、去年の記事の日付は今年には通用しません。

祝日2026年の日程日数混雑振替出勤日
元旦(新暦の正月) 1月1日〜1月3日 3 混雑 1月4日
春節(旧正月) 2月15日〜2月23日 9 回避推奨 2月14日、2月28日
清明節 4月4日〜4月6日 3 混雑
労働節(メーデー) 5月1日〜5月5日 5 回避推奨 5月9日
端午節 6月19日〜6月21日 3 混雑
中秋節 9月25日〜9月27日 3 混雑
国慶節(ゴールデンウィーク) 10月1日〜10月7日 7 回避推奨 9月20日、10月10日

「振替出勤日」という隠れボーナス。中国は長い連休を、前後の土日を出勤日にすることで捻出します(表の最終列)。旅行者にとってこの土曜日は一年で最も空いている観光日です — 国中が仕事をしている土曜の故宮を、ほぼ貸切で歩けます。一番行きたい場所はこの日に当てるのが上級者の組み方です。

月別の気候

中国は亜寒帯から熱帯まで跨るので、「中国の気候」は実際には3つの答えに分かれます:華北(北京)、長江流域(上海)、華南(広州・深圳)。

華北(北京)華東(上海)華南(広州)判定
1月−9〜2℃、乾燥・快晴2〜9℃、底冷え10〜18℃、温暖華南向き。ハルビン氷祭りが最盛期
2月−6〜5℃3〜10℃12〜19℃春節15〜23日は回避。それ以外は静かで安い
3月2〜14℃、風強め7〜14℃15〜22℃オフシーズン価格。桜は日本より一足早い
4月7〜20℃10〜19℃19〜26℃全国的にベスト。清明節の週末のみ混雑
5月13〜26℃15〜24℃23〜30℃1〜5日を外せば絶好
6月18〜30℃20〜27℃、梅雨入り25〜31℃、雨多い華北は良好。長江流域は梅雨へ
7月22〜31℃25〜32℃、蒸し暑い26〜33℃、台風期暑く湿り、夏休みの人出が始まる
8月21〜30℃25〜32℃26〜33℃7月と同様。家族旅行のピーク
9月14〜26℃21〜28℃25〜32℃絶好。中秋節の週末のみ混雑
10月7〜19℃15〜22℃19〜28℃1〜7日は回避。8日以降は年間最良の窓
11月0〜10℃、紅葉9〜17℃14〜24℃北は紅葉、南は温暖、価格は閑散期
12月−7〜3℃3〜11℃10〜18℃静か。ハルビン開幕、三亜が暖かい

表に収まらない補足

梅雨と台風

上海・杭州・蘇州・南京の長江流域には、6月中旬から7月上旬にかけて日本と同じ梅雨があります。東南沿岸は7〜9月が台風シーズンですが、数日前から予報されるので、失うのは旅程の1日であって旅全体ではありません。

春節は諸刃の剣

春節の大移動は帰省ラッシュであって、観光地に向かう流れではありません。連休の最初の2〜3日、北京や上海は一年で最も空いた「正月の東京」状態になります — 代償として個人経営の飲食店や商店の多くが休業します。4日目からは人の流れが観光地へ反転するので、そこが引き際です。

地域別の狙い目

ハルビンの氷祭りは12月〜2月。雲南(昆明・大理・麗江)はほぼ通年温暖。チベット・青海・甘粛・新疆は夏が本番で、国内の他地域が一番つらい季節に大西北だけが最高になります。

時期選びの実務的な意味

質問

結局、一番のベストシーズンは?

国慶節明けの10月中旬〜11月上旬です。全国が秋晴れ、人出は引き、価格は平常。春なら4月〜5月中旬(5/1〜5を除く)が同等です。

2027年の春節はいつ?

2月6日(2027年)です。休暇日程は11月に公式発表され次第、本ページを更新します。

桜・紅葉の見頃は?

桜は3月中旬〜4月上旬(日本より早め)、北京の紅葉は10月下旬〜11月中旬。どちらも大型連休と重なりません。